意外に思われるかもしれませんが
訪問理美容のサービスを受けられる対象の方は疾患や疾病等の何らかの理由で自力で理美容室に行けない方が対象になります。
とかく高齢者のイメージが強いのは高齢者の方が多いのが理由の一つになりますが、障がいを持ったお子さんもいますし、妊婦さん、両足を怪我して歩けない方など意外に思われる方も対象になるのをご存じでした?
これまで一番若かった方は22歳の男性でした。
依頼の時に聞いていた印象とは違って見た目は普通の青年で自分でトイレにも行けるとことで
訪問が必要?っとさえ思えましたし、22歳の年齢で訪問が必要な事も少ないかと思います。
彼は大学を卒業後に就職して一人暮らし始めた矢先に病気が発見され治療することに
なり彼のアパートにお母さんが来て介護になったようです。
今回のリクエストは久しぶりに友達とリモートをするので短くカットして髭を剃って欲しいとの事でした。
髪型や髭剃りは難しくはないのですが病気の影響で腹水が溜まって苦しいようですので、いかに楽な状況を作れるかがキーポイントになります。
ご自宅での訪問はサロンとは違ってその状況に合わせて可能な状況を作る事が能力になります。
なかなか文字で表現が出来ない事もあるんですw
話しを戻して今回は「ギャッチアップ」と言って介護用のベッドは背もたれや足の位置をっ変える事が出来ますので本人に苦しくない状態まで背もたれを上げながら左右にクッションやまくらで位置がずれないように固定しながら養生をしっかりやらないと毛が散乱してしまうので注意が必要ですが、経験を積むとベッド上でリクライニングが出来た方が簡単にカットが出来たりします。
顔剃りをする際にはベッドを元に戻しリラックスした状況に
最後や「サッパリした」声を頂きました。
顔剃りをしなくてもボサボサな髪を切るだけでもサッパリしますので介護中の方は特に定期的に髪を切ってリフレッシュされるのはいかがでしょう??